2019-06-06
『ウガンバーレー』旧暦文化伝統の祭り 糸満ハーレー
旧暦の五月四日(ユッカヌヒー)。
梅雨も明けたと思われる夏雲が湧き上がる青空の下・・・
令和元年の糸満ハーレーが開催されました!!!
『『ウガンバーレー』旧暦文化伝統の祭り糸満ハーレー -令和元年-(151秒)』
「糸満ハーレーの鐘の音がなると梅雨が明ける』
今朝会った釣りをしていた地元のおじさんは、
『いや、まだ降るんじゃない?』って言っていたのが信じられないくらいの、本当に暑い!日差しの夏空!!
令和元年の糸満ハーレーは今年だけ!なので朝10時の最初のレースを観に行きました!!
代々受け継がれてきた伝統
『ウガンバーレー』
琉球時代からの伝統レースの最初は糸満漁港を望む丘『山巓毛(サンティンモウ)』で行われる航海安全・大漁祈願などの『ウガン(拝み=お祈り)』があり、開始を告げる旗が振られてスタートするレースなのです。
この後にも伝統のレースはあるのですが、このウガンバーレーだけ『デーフイ』と呼ばれる旗振り役が乗り込むのも独特です。
今日のウガンバーレーは西村が勝利!
この糸満ハーレーは、その昔から西村・中村・新島の三つの村が競っているんです。
それが何百年も続いているから、だからみんな燃えるんですよね!!
でも仲が悪いとかそんなんじゃありません。
ウガンバーレーは終わった後に、それそれのハーレーシンカ(漕ぎ手)が近くのお堂『白銀堂』に集まり一緒に結果報告をしますし、糸満ハーレー全体が終わった後もまた全てのシンカが一堂に会して御願をして祭りの全てが終わるんです。
そう言う風に今まで受け継いで来た形をそのままに、受け継いでいくんです。
そしてこれから先も継いで
昨日の小・中学生の大会もいい天気でホントに暑かったのですが、今日はまた一段と!!
さすがに去年の様に週末でなく平日の糸満ハーレーなので、その分は少ないのですが平日なのにかなりの見物客が!
出場選手の家族さん達はもちろんなのですが、ここ糸満では小中学校も半分休みにして応援に行かせてあげたり、地元の会社さんなんかだと会社対抗のレースに出場するのでみんなで応援!なんて事も多いんです。
こうやって、親から子子から孫、と伝統が受け継がれて来てまたここから繋いでいくのでしょうね。
みなさん今、休みになってうらやまし~とか思ったでしょ!
そうなんです羨ましいんです!!(笑)
でも、その陰で裏方を支えてあげたり休みを作るのに頑張ったり、みなさん頑張ってるんです。
そうやって今まで何百年と繋いでくれたものを先の子供達へ継いでいく。
本当に凄い事だなあと思い、そんな糸満の人たたちを僕は尊敬します。
今日はこの後のレースは見れませんでした。
やどのお客様のお迎えや準備だんどりなどがあったので、今年の糸満ハーレーは少しだけでした。
でも、また来年もそのまた来年も、もちろんん開催されます!
だからそれを楽しみに、この一年をがんばりましょう!!(笑)
ハーレーは終わったけど夏はこれからイベントもたくさん!!
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