風と人の力で走る海人の舟『サバニ』へ乗り込んでみませんか

2019-04-13

風と人の力で走る海人の舟『サバニ』へ乗り込んでみませんか

　琉球の時代から伝わる『海人(うみんちゅ)=漁師』の舟『サバニ』
　現代ではエンジン船に取って代わられ漁に出かける事はほぼないのですが、その伝統を守ろうとする方達により、レースの舟として蘇っているんです・・・

『琉球の伝統を今に繋ぐ『サバニ』(70秒)』

琉球の伝統を今に繋ぐ『サバニ』

　いっときはその『サバニ』を造る事が出来る船大工さんも、県内に4人となってその技術や伝統が失われようとしていました。
　ですが、そのサバニに魅せられたヨットマンや海を愛する人たちが、2000年に初めた座間味レースとも呼ばれる『サバニ帆漕レース』の舟として舟の修理や新造の需要を産み出し、今年は記念すべき第20回が開催されるまでとなりその伝統を未来に繋いでいるのです。

青い海を走る美しい舟

　その『第20回サバニ帆漕レース』、今年は6/29.30の土日に開催されます！
　ダイビングで有名な慶良間諸島の座間味島から那覇を目指す約36kmのレース、それに備えた練習がすでに始まっています！！
　そんな練習風景が、やど有の裏の海で見る事が出来るんです！
　青い海に映える赤い帆と流麗な船体が、人の力と風の力だけで音もなく水面を走っていきます。
　その光景は、はるか昔の海人を思い起こさせるのではないでしょうか。

ここだから体験できる沖縄の海

　そんな帆掛けサバニの歴史などを伝える『糸満海人工房資料館』がやど有のすぐ近くにあり、時折『サバニ体験乗船会』を開催してくれています。
　やど有にお泊まりいただいたお客様もにこれまで少しですが、そのサバニ体験乗船会に参加していただき、他では体験できない貴重なアクティビティを、とても喜んでもらい特別な想い出をお土産にしてもらっています。
　※去年のスウェーデン・フランス・ケニヤからのお客様に体験していただいた時の模様です！
　体験乗船会がいつ行われるかなどはその都度の案内になってしまうのですが、他とは違う海遊びをしてみたい！普通の沖縄体験じゃ物足りない！！と思われた方は、是非やど有にご連絡してください。
　スケジュールのご相談などもさせていただきます！