2018-06-22
この海人が足にかけてるの、明後日本番の糸満ハーレーで出番を待つサバニなんですよ(笑)
不良老人?(笑)
御歳〇〇歳の一応現役海人(漁師)、なんだかんだで数年の顔見知りをさせて貰ってます。
向こうはまた変なヤツが来たなどうせすぐ帰るんだろうくらいに思っていたのでしょうが(笑)、なんとか今まで繋がってます(笑)。
そんな海人が足にかけているこのサバニ、明後日本番の糸満ハーレーで行われる600年ほども続く伝統競技、三種目あるウチの一番最初のレース、『ウガンバーレー』で使われると言う・・・
それ、お神輿の御神体の様なもんじゃ・・・
でもこの海人は「お前とかがやったらそりゃダメだから俺らーがやるんだよ(笑)」って悪びれもなく言い放ってました(笑)。
そんな事を言いながらも少し昔の話を語る時、少し寂しそうな表情を見せていました。
その昔この西村は、9連覇の偉業を成し遂げた時代があり、その時にハーレーシンカ(ハーレーに出る漕ぎ手)をしていたそうです。
一番ウェーク(先頭の漕ぎ手。ハーレーシンカの花形)を務めたこともあり、その9連覇中は45歳まで乗っていたんだそうです!
すごい!とは思った後に言っていたのは、海人が少なくなって来たからハーレーシンカの代わり手がいなくてやめられなかったと。
でも、ハーレーの時は風向きによって出走?位置が大事らしくって、最後の『アがイスーブ(マラソンレースの様な長距離レース。おおとりのレースでこれの勝敗で総合得点が決まるくらい大事なレース)』それ次第で勝ち負けが決まる大事なレースでも、他のチームに場所を決めさせてレースをしても絶対勝ってたんだ。それくらい自信があったんだ、って悪そうな笑顔で言ってました(笑)。
時代の流れで色々なことはあるんでしょうね。
そう言ったお祭りのない地域で育った自分からは分からないのですが、でもそれも含めて続いている、続けていくことって素敵なことだと思いました。
そんな不良老人と喋っているのも、楽しい時間です。
まぁ、向こうは変なヤツをからかっているくらいに思っているのでしょうけど(笑)。
「隠し撮りした写真、upしとくわ!」って言ったら、
「ワルく書いとけー(笑)」
って言われました(笑)。
そんな糸満ハーレー本番は、明後日24日の日曜日です(学生、会社対抗予選は明日です)!!!
↓
やど有Facebook
宿泊のご案内・予約
お問い合わせ
098-955-2964
お気軽に有本までご連絡ください!